こんにちは。
鏡でございますm(__)m
『人蕩し術』「ひとたらしじゅつ」と読みます。
この本は、無能唱元(むのう しょうげん)氏の本なんですが、分厚いです。
でも、中の字は大きくて割と読みやすいので、あんまり苦にはならないと思います。
えーと、この本はたしか3~4年前に購入しました。
で、また今再読中です。
本を読んでいると、ふと気付きます。
何度読んでも、読んでいる自分のその時々のコンデションというか受け止め方が、読むたびに微妙に違っていたりするので、反応する文などもその時々で微妙に変わってきます。
新鮮に感じます。
一度読んでいるのに・・・。
今回、この本を再読しようと思ったのは、我が子に対し、親という立場の力で抑えつけようとしていた自分にハッとしてしまったからなんです。
このままではいかん!!
そう思いました。
とっさにそう思いました。
家庭で起こっていることは、仕事でも必ず起こってきます。
不思議なことですが、家庭でも仕事場でも存在している自分は同じ自分です。
ON、OFFの切り替えはありますが、でも根本は変わらない自分がいるだけです。
いかん!!いかん!!
なんだかわからないけど、このままの自分では間違った方向に行ってしまいそうな気がしたため、ほかに読んでいる本があったのですが、なぜかしら、たくさんの本の中からこの本を手に取ってしまいました。
これも神様の思し召しかもしれませんね。
今の私に欠けているものを教えてくれるために、子供との出来事を通じて気付きを与えてくださったのかもしれません。
大切なことを置き去りにしていかないように・・・。
この本は経営者の方や経営幹部の方はもちろん、子育て中のママさんにもおススメします。
ちょっと堅そうですが、以外と字も大きいので読みやすいです。
また、あまり難しくかしこまった表現もそうないように思いますので、「人間という生き物」の本質を改めて確認すると思うと面白いのではとも思います。
「経営者には誰も本当のことを言ってくれない」と良く私は言いますが、たしかに、大人になって家庭を築いてそれなりに年をとっていくと、自分に苦言を呈してくれる人の存在が圧倒的に減っていくように思います。さらに経営者ともなると、雇用関係や利害関係上、立場的に言えないですもんね。
そんな中で、その苦言を言ってくれる存在の一つになってくれているのが、「本」ですね。
私にとっては・・・。
しかも、amazonとかで、中古で買ったりすると、ほんとに安く手に入るので、とてもありがたいです。
親となって、経営者となって、自分の中でも変な勘違いがどこかで起こってしまっているのかもしれませんね。
早い段階でそういう自分を補正していかないと・・・・。
そういうことに気付かない寂しい人間になってしまいたくありませんもんね・・・。
ちょっとこの本は高いですが、良い本だと思います。
今夜も続きを読もうと思います。
詳しいことを知りたい方はこちら→
http://www.jmca.net/books/hitotarashi/ad.php?&id=129