二火会に参加してきました!

せいじつ会計

2010年06月09日 23:14



こんばんは。
鏡でございますm(__)m

昨日は、KKR熊本で二火会が15:00~17:20までありました。

初めての参加でした。


4社が大勢の人達の前で、自社の事業のプレゼンをします。
それについて、質問が数件あるので、それに回答していく形です。

与えられたプレゼンタイムは20分。
プレゼン目的は、「資金調達」「連携先を見つける」「販路拡大」等がメインです。
なので、投資家やコンサル会社の方がとにかく鋭い質問をされるんです。

発表を聞きに来た参加者には、事前にプレゼンする会社から提出された、事業計画書等の資料をいただけます。

今回は、熊本の企業が3社。
鹿児島の企業が1社。

事業内容は、全体的に「ニッチ」なビジネスでした。
なので、コンサル会社の重鎮?の方が、一番前のど真ん中でプレゼンを聞いて、毎回プレゼン者がタジタジになるような鋭い質問をしてました。
「市場として小さい」とか・・・・。
「その事業が顧客にとってどのようなメリットを与えるのか」などいろいろと意見や質問を発言されてました。

資料の中での数値計画は仕事柄つい見てしまうのですが、わりとざっくり計画がたててある企業もあり、「そんな倍倍ゲームは今の世の中では難しいだろう」と思うものもありました。
また、直近3ケ年の売上・利益・自己資本額が記載されています。
少しずつ数字が伸びてきている会社、どんどんと右肩下がりになってきている会社と様々です。赤字という企業もあります。

どの企業も特殊な技術をもっていて、やはり自社の優位性をアピールされていましたが、わかり易いものとそうでないもの(イメージできにくいもの)とありました。


「そもそもなんでその事業をするのか?」ということなどが、明確でわかりやすいものでないと、いろいろとプレゼンされてもピンとこないし、同業他社に比べた優位性、つまり顧客メリットがはっきりとイメージしやすいものでないと、将来の数値計画の根拠にも疑問を感じてしまいます。


限られた時間の中で、大勢の人の前で発表するというだけでも、相当なプレッシャーだと思います。

登壇し、発表された企業の方々はとてもすごいなと思います。



『客観的質問がなされることによって、結果的には全て自分達のためになる』と思いますね。なかなか、そういうことを言ってくれる人たちがいないと思います。

また、鋭い質問だけではないんですよ。
もっとこういう風にすれば的、プロのコンサルの目でのアドバイスもあるんです。
そういう点ではものすごい収穫でしょうね。発表する企業にとっては・・・。


とても勉強になりました!!



客観的ご意見を受け入れ、自社のビジネスプランに対する「客観的検証」が、事業の強度を押し上げていくのだろうなと感じました。
こういうところが、中小企業の弱いところではないかとも感じました。



次回が楽しみです。

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