2011年01月14日 18:24
『倖せになる方法~二元の中の一元~』
略
右と左、明と暗、善と悪、陰と陽のように、この世の中は対という二元でできています。
右は左があるから右として存在できるのであって、どちらか片方では存在できません。幸も不幸も対を成しています。でも、自分の人生に不幸はあってほしくないものです。
しかし、不幸がなければ幸せもないのですから仕方ありません。
「自分はいつも幸せになる方法を選択している」と自信を持って言える人が何人いらっしゃるでしょうか?
多分、多くの人は、あまり意識しないまま選択しているようです。
今年こそ、年の初めに“幸せになる方法”を意識してみませんか?
例えば、怒る、恨む、他人の悪口を言う、嫉妬する、悲しむ、不平不満を言う、自己中心な生き方をする、など、あなたが思う不幸せになりそうな言葉を、思いつくまま書き連ねてください。
そして、その言葉をいつも心に留めておき、実行しなければいいのです。
また、人生には常に自分と相対するものが存在します。
それにストレスを感じる時というのは、ストレスの対象となるものと同じステージに自分が在り、自分の都合を主張しているだけなのです。例えば、夫婦喧嘩も同じで、少なくとも結婚まで行き着いたのですから、同じステージに居ると考えられます。お互いをよく知る者同士ですから、どちらかがステージを上げて器を大きくしないと、最悪、離婚にまで発展してしまいます。
そうならないためには、我慢と慣れ、こころの余裕が必要です。
しかし、決して無理は禁物です。また来世でその修行をすればいいのですから!
もし、ストレスの対象が無いにもかかわらず不幸せを感じる方は、単なる自己矛盾ですので、自分自身の生き方や考え方を変えてみましょう。
人生は修行とお考えください。
あなたの未来が健やかで明るいことを思いながら、また、次回。
株式会社 和草堂 代表取締役
和草堂こころ研究所 所長
松本 康秀