こんにちは。
鏡でございますm(__)m
雨が・・・
週末は保育園のお布団や単身赴任の主人が持って帰ってくる洗濯物の山でお洗濯が大変なのにぃ
我が家の除湿機では追いつかないです。
さて、昨日の記事にも書きましたが、只今熱血サポート展開中!であります。
で、はっきりわかったのですが、
極端すぎるかもしれませんが、いえいえ、○か×かであえて言わせていただきます。
スタッフ(社員・パート・バイト)には自分たちの仕事に対する熱い想いがこれっぽっちもない!
ということをはっきりとわかりました。
別に、これはスタッフの方を責めていることではないんです。
その逆です。
どちらかといえば、スタッフよりも、経営者の方に言いたいんです。
スタッフにとって、そのお店で働く理由は、経営者の理由とまったく違うものだということを言いたいのです。
「そんなこと、当たり前だろう」って言われるかもしれませんが、ここがすべての根源だとわかったんです。
そのことを、経営者がしっかり認識しているか!ということを言いたいのです。
つまり、自分が行動する基準、考える基準が全くもって違う、しかも一人ずつ違うということです。
お客様に関心がない
いつも同じことを注意される
指摘しないと動かない
すぐに安売りする
提案力がない
工夫がない
笑顔がない
接客が悪い
トイレが汚い
気が利かない
etc・・・
業種問わず、スタッフに対する愚痴がとにかく多いな・・・と思います。
でも、それって、ずーっと突き詰めていくと、
スタッフ(社員・パート・バイト)には自分たちの仕事に対する熱い想いがこれっぽっちもない!
から、そのようなことが顕在化しているのではと思うのです。
なぜ、この仕事なのか?
ということが、体の中から熱くわきでたものでないから、あらゆる行動が“違う”んです。
経営者、特に創業者には、これがものすごく強く熱く悶々として常にあるため、行動が自動的に繋がっていきます。
これが、スタッフにはないのです。
自分たちの中からわきでたものでないから・・・。
つまり、
わからないんです。
経営者の想いが・・・。
これからどういう方向へ行こうとしているのか・・・。
なぜ、そこまでやらなくてはならないのか・・・。
なぜ、今のままではいけないのか・・・。
なぜ、それをやらなくてはならないのか・・・。
また、経営者側も、そういうことを社内に徹底させるための取り組みも多くの企業がなされていません。
「理念」「行動指針」はたまに会社の壁に貼ってあったりします。
でも、それだけのところが多いです。
中には、「経営理念は作ってます」と言われて、大事に自分だけの宝物にしておられる経営者の方もおられます。
年に一度、社内で経営方針書を発表していても、聞いてるスタッフにとっては「ふーん」とか「だから?」とか「・・・(無関心)」という実態も結構耳にします。
「創業者がなぜその仕事をするのか」というところに行きつく前に、創業者の歩んできた歴史、つまりは人生があるのです。
その段階から理解しないと、経営者に近づけないのです。
今回の取り組みの中で、事業計画を作るにあたり、その辺からあえて入り込みました。
これまで会計業界で働いてきた中で初めての試みでした。
でも、それをやることで、目の前におられる経営者を作ってきた背景が少しではありますが、理解できたと感じています。
つまり、
「人を知る」ということです。
これってとても大切なことだとつくづく感じました。
スタッフも経営者を知る。
経営者もスタッフを知る。
そして、お客様を知る。
人を知るためには、まず、相手に関心を持つことですよね。
関心を持つということは、相手の言動に注意深く意識を向けるということです。
そして、それが「なぜ?」の気持ちで、その相手の言動の根源となったことを突き詰めることが必要になってきます。
相手に理解してほしいと思ったら、やはり、一人一人と向き合って、熱く、でもわかりやすく(誰にでもわかりやすい言葉、誰にでも視覚的にわかりやすいもの)説明をし、時には相手側の理解度を確認しながら取り組まないとなかなか伝わりませんよね。
また、反復によりその理解度を深め維持していく必要があります。
伝える側、聞く側の双方の継続的な協力が得られて初めて相通ずるのではないかと感じました。
断片的に、スタッフのできていない事を指摘していても、おそらく言われたスタッフの方は、反発心が出るだけだろうと思います。
そのずぅーーーーっと手前の段階から入りこまないと、おそらく変わっていかないのではと思います。
経営者が求めているものは何かがわからないと自主的な行動にはつながらないと思います。
同じく、お客様が求めているものは何か、困っていることは何かということがわからないと、成果が出ないし、お客様の満足度もあがらないと思います。
私自身も、今回、とても勉強になりました。
経営者は、この「根源の部分」をしっかりと伝える行動をしないまま、表面的な行動指示だけを出しているのではないかと、自分自身も含めて感じました。
人を動かすのは、時間も労力も掛かります。
カーネギーの「人を動かす」という本には「人を動かすには相手の欲しているものを与える」とありますが、もちろんそれも必要だと思います。
さらに、それに加え、うまく表現できませんが、
「誰かの想いを自分の意思にする」ことが必要なのではと思いました。
仕事で数値計画を作っていますが、数値を作るのは、人ですので、どんなに良い計画ができても、ただの数字遊びになってしまわないよう、「人」の部分は何よりも熱い想いを込めて取り組んでいかなければならないのではと思います。
現在、女性客をターゲットにしている事業へのコンサルは上野と一緒にやっておりますが、スタッフと一緒にこの想いを分かち合いながら仕事をやれる(お客様に喜んでいただける)ことは、経営者としてとても幸せだと感じています。
一つのことを一緒にやり遂げる達成感もあるし、喜びや大変さも分かちあって、ある意味、「楽」です(^_^;)
「安心」です。
目の前に何人もスタッフがいるのに、何もかも、経営者が一人でしょいこんでずーーーーっと経営をやっていかなければならないと思うと、それも辛いですよね・・・・。
経営者といえど、万全ではありませんから・・・。
いろんなものを分かちあえる仲間(家族、社員、友達、取引先、地域、学校関係等)がいるということは、人として幸せではないかと思います。
仕事を通じ、人生の勉強をさせてもらっています。
ありがたいです。
皆様ありがとうございますm(__)m