2011年01月11日
そのメニューお客に伝わってる?

こんにちは。
鏡でございますm(__)m
飲食店に行くと、たまにこういう時ありませんか?
「このメニューわかりづらい(>_<)」
いろんなコースやら、セットものやら、お得!とか表示してあるんですが、
こっちのコース類とどう違うの?
何がお得なの?
このセットとコースってそれぞれにある意味あるの?
食べ放題って、どれが食べ放題なの?
なんて、ようなことです。
また、このお店のこだわりは何?
お店のおススメは何?
人気があるものは何?
女性が好きそうなものは何?
子供向けはどこ?
と、メニューや掲示物を見ても、わかりづらくて結局は、お店の人を呼んで聞かなくてはならない。
人間は、やはり何で行動していくかというと
文字<絵<写真<動画
です。
お店目線で、メニューを作り、チラシや掲示物を作っていませんか?
(って、気付いてたら問題もそうないんですが)
ひょっとして、売上が上がらないのは、ウマくお客様へ伝わっていないからでは????
広告にお金をかけたり、チラシ配りに時間を取ったりして集客も大切ですが、
ひょっとしたら、紙媒体(チラシ・メニュー等)そのものに問題があるのかも????
せっかく、考えて企画したのに、さほどお客様からの反応が見られない場合、↑こういう状態に陥っているかもしれません。
外に目を向けるのではなく、中へ目を向けてみてはいかがでしょう。
お客がなぜお店に来てくれるのか?
考えたことあります?
・ただ、安いから・・・・・・安さを基準にしているので、他のお店が安かったら簡単にそちらに流れてしまいます。
・このお店を気にいってくれているから・・・・これぞ、求めるべきお客様ですよね。
安売りイベント(食べ放題など)やキャンペーンには、きちんとした目的があるでしょうか。
ただ、客足を集めるために安易にやっていませんか?
また、そのイベント告知(お客様にとってのメリット)が十分にお客様に伝わっているでしょうか?
例えば、飲食店であれば、やはり料理なんかの写真はそそりますよね。(イメージしやすいですね)
また、「出血大サービス!!」っておもいきってのキャンペーンを企画したのに、
それを告知するチラシは、オシャレな感じに作って、思い切っての「出血大サービス!!」っていうイメージとかけ離れたイメージになっていませんか?
作る側は、自分の思いを表現することに集中しすぎて、見るお客様の気持ちまでわからなくなってしまっている掲示物やチラシを見かけます。
きっと、せっかく思い切ったんだろうに・・・。
もったいない(>_<)
です。
より、お客様の立場に近い方などに、事前に見てもらい感想を聞いてみるのもいいと思います。
その方々が、「これだったら私も行きたい!」と思ってもらえるかということがポイントになると思います。
結構、当たり前でしょう。
難しくないです。
「お客に聞け」が基本。
「お客が欲しがるのを売る」が基本です。
自分が売りたいものを売る=お客が欲しがっている
とはかぎりません。
経営者が自分の想いだけで企画をするとこの落とし穴に入ってしまって抜け出れなくなってしまうんです。
こんな時に、スタッフに聞いたり、お店に関係ない(顧客の立場に近い)人達の意見を参考にしてみたり、モニタリングをすると自分たちでも改善できますね。
ただ、スタッフに聞いたりする場合、素直な意見が聞けるかどうかはわかりませんが。(日頃の関係性で大きく違います。)
経営者自身は自分のお店に関心はあっても、それ以上にお客様に関心があるかということも大切だと思います。
おもしろいことに、経営者の思考がスタッフへも伝染していきますから。
「鏡の法則」なんですかね。この現象も・・・。
本当にお客様に関心がないと(日頃からの言動すべてにおいて)、スタッフ自身が、『無関心』の基盤上で仕事をしている状態になっているからです。
自分たちで現状を打開していくにはなかなか・・・・根気と時間がかかります。
当然、その取り組み中はなかなか成果が思うように上がりません。
V字回復なんてそう簡単ではありませんしね。
しかし、3ケ月、半年としていくうちに必ず成果が出てきます。(実証済みです)
だって、今までやっていなかったのですから。
まぁ、正確に言うと、「的が外れてた」ということです。
「的に当たる」行動をしていくことが、売上増につながっていくと私自身も強く感じているし、信じています。
そのことは、なかなか自分の目では見つけることができなかったりするものです。
すぐ足元にあるのに・・・・。
自分の周りにそういうことを気付かせてくれる方はおられますか?
そういうブレーン(社内外で)を構築していくのも経営者の仕事だと思います。
どういう時にお客様がアクション(行動)を起こすのか。
改めて、じっくり、じっくり、お客様の行動や、人の行動、自分の行動などを見つめて、それにマッチしたアプローチができているかを再度チェックしてみてはいかがでしょうか。
最後に一つ。
「価格競争は体力勝負」
という言葉をご提案します。
この意味、わかりますよね。
体力があるからできる技です。
ということは、体力がない人がやるとどうなるか・・・・。
本日のご提案でした。
Posted by せいじつ会計 at 12:01│Comments(0)
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