2011年03月31日

人を信じても、仕事を信じるな!

人を信じても、仕事を信じるな!



おはようございます!
鏡でございますm(__)m


また、この本、以前ご紹介したのですが、また再度ご紹介します。



㈱武蔵野の小山昇社長の著書です。


今、また目を通しています。2度目です。
最近のビジネス書の読書の仕方は、3度読む方法をとっております。


1度目は、マーキングをしながら読んでいきます。
2度目は、マーキングした箇所をメインに読んでいきます。
3度目は、マーキングした箇所を紙にまとめます。
その際、フローにしたり、自分なりに内容をまとめ、その後利用できるように、表にしたり、図式にしたり、フォーマットにしたりしてます。
そして、実際に自分で利用します。


ここまでやると、私の脳の中に刻まれるようです。




で、最近顧問先の奥様や社長との会話の中で、いろんな『愚痴』を耳にします。
私自身もその『愚痴』は言っていそうな・・・なんて思うことがありまして・・・・。



もう一度、この本を読まなくては!!


と、思い2度目の読書を始めました。



この本は、本当に細部にまでわたり“徹底ぶり”が伺えて・・・というか、ここまでやらないといけないんだと驚くほどです。


しかし、決してそれは、「ここまでしなくても・・・・」ということではなく、「ここまでしないから伝わらないし、理解できないんだ・・・・」と思えます。



いかに、自分が経営者としての行動ができていないか、やるべきことをやっていないかがわかります。

同時に、「ここまでやりとげる決意はあるか!」と自分にも突きつけられているようです。




『愚痴』を言うのは簡単!

言った瞬間から、何もしない自分になる。



『愚痴』を単なる『愚痴』にしない!!
言いたい気持ちは良くわかる!

しかし、全て、自分の行動(決断・選択)の結果なんですよね。
自分が、『愚痴』を言いたくなるような原因を作っていることを忘れてはいけない!!




社員のせい、顧客のせい、取引先のせい・・・・

本当にそうなんでしょうか?




まったく動かない社員。
その社員を面接して採用したのは、経営者自身。

仕事を「これ、お願いね!」と一言で社員に任せて安心していたのは、経営者自身。
それまでも、多くの失敗を繰り返している社員に、その社員にたった一言で頼んでいたのは自分自身。

その都度、社員のミスや怠慢等に対し、適切な対応をしていなかったのは自分自身。

ちょっと、長くいるからといって、会社のことを理解したと思って、「お願いね!」と一言。



そもそも、社長は、社員さんに対し、経営理念や経営計画すら話していないのに、社長の気持ちを何かの会話の際に話す程度で、それだけでもう自分の気持ちは伝えていると思い込んでいる。
そして、「日頃から気持ちは伝えているのに、どうしてこんな行動をするんだ」と社員を責める。




自分勝手ですよね(^_^;)
客観的にみると・・・
社長の方が・・・・。



自分の感情を込めて話すことも大切ですが、
やはり、会社として仕事として社員として
“こうあるべき”
“この状態をキープして欲しい”
“こういう対応でやって欲しい”
“こういう時はこういうことをしてほしい”
“こういう気持ちで仕事にのぞんで欲しい”
“仕事を通じ個人の夢を実現して欲しい”
“こういう気持ちを持って仲間やお客様、取引先と向き合ってほしい”
など、創業した社長、現在経営をしている二代目三代目社長の熱い思いが、
会社の中で見えないままの状態になっている間は、
社員はどのように動いていいのか、
判断していいのかがわからないと思います。
社長のそのいろいろな思いを形(基準)にして紙にして、いつも目につくように、そしていつでも見れるような形で社員に渡して、理解が得れるまで定期的に説明の場を作っているか。



何度、相手に言ってもその相手が社長の希望に添う結果を出してくれない、理解をしてくれない場合は、↑のような状態なのかもしれません。

社長の言葉には、“背景”があります。
そういう言葉を発するまでの“背景”があるんですよね。
でも、その“背景”が分からないから、ぽっと言われても、理解できません。


また、言い訳をする社員をそのまま許して放置しているから、社長の気持ちの“本気”が伝わっていないんですよね。
「どうせ、また社長の思いつきだ」なんて思われてしまっているかもしれません。


社員を責めることはできませんよね。
だって、“放置”しているのですから。
社長自身が。


「ちゃんとして!」と口で言うだけでは、“放置”していることと同じです。
しかし、経営者の言葉は、「何度も言っているのに全然やらない」です。


言ってもわからなければ、一緒にやって見せたり、やり方を教えたりと、自分自身が“行動”しなくてはならないはずです。
しかし、やっていることは、相手を責めて愚痴を言うだけ。





この本を読んで、経営者としてやるべきことを勘違いしているのかもしれないと思いました。

というか、私は、自分が間違っていたと思いました。




いきなり沢山のことはできませんが、足元から一つ一つ経営者がやらなくてはいけませんね。
人を雇用する本当の意味も含めて、また、その責任の重さも痛感しながらの2度目の読書です。





経営者の皆様へ是非オススメいたします。


特に、社員さんへの『愚痴』が多い方へオススメです!!





頑張りましょう!!



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Posted by せいじつ会計 at 08:23│Comments(2)スタッフの一日
この記事へのコメント
是非 この本読んでみます(^O^)
Posted by エムリン at 2011年03月31日 11:45
エムリン様


是非、一読の価値ありです!!


コメントありがとうございますm(__)m

今後ともよろしくお願いします。
Posted by せいじつ会計 鏡 at 2011年03月31日 12:09
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