2010年06月26日

差別化⇒価値の創出

差別化⇒価値の創出


こんばんは。
鏡でございますm(__)m

今、私と上野であるお店の差別化による利益創出大作戦!!を展開中なのであります\(^o^)/


で、今日は4度目の打合せ。


徹底的に絞ります。
こだわります。
徹底的に、コンセプトに、理念に、忠実にやっていくことに、今スタッフ全員も経営者もみんな、意識を集中させていくこと、ブレないよう、体の中にたたきこんでもらうようにくどく言っております。


ブランドを作ろうと思っています。

スタッフの皆さんが誇りと自信をもって仕事に打ち込めるよう、それぞれの特性を活かし、それでお金を稼ぐことができるよう、時には厳しいことも言いながら、ビジョンを明文化しております。


事業計画にも体系的にそれらを明文化し、企業としての地域に根を張って「商売」をしていく「決意表明」をしております。
また、数値計画の根拠となるリサーチの資料、分析資料も添付しました。
実際に店舗のスタッフの方から、自分達が捉えているお店の“良いところ”“悪いところ”“それに対する対策”を事前に出していただき、それを当社にて整理分類しました。経営者には客観的な自己分析をお願いしました。ちょっと大変でしたが、それらの中から客観的に堅実的に経営課題を抽出し、それに対する具体的対策もうたいました。
3パターンの数値シュミレーションで、5ケ年のキャッシュフロー、損益・貸借計画も作りました。


おかげさまで、2期連続赤字だったにも関わらず、融資が思いのほか早く決まり、しかも希望額よりも200万多く融資を受けれることになりました。(そのかわり、既存借入分の借り換えも含むことになりましたが)

とてもラッキーでした。
今回は、経営者も私たちもお店の存続がかかっていたので、今までになく真剣に緻密に取り組んだので、そのおかでだと思っております。


銀行さんからも事業計画書に関してお褒めの言葉をいただき、ほっとしております。


さぁさ!!本番はこれからですから!!
シナリオができたので、後はその通りに実行し、目標貫徹で全力でやるのみですゲンコツ

計画通りに実行されているか、また各商品のリアルタイムでの動向分析をしていくので、すぐにそれに対する対策をとっていく体制を7月からスタートさせます。

今、そちらの準備と、販売戦略計画&店内のイメチェン&商品作りこみ&意識教育&販促計画
&打合せにとみんな慌ただしい日々を過ごしています。




ターゲットは勿論女性。まぁ、実際はそこから派生していくケースも想定されます。


また、様々なカテゴリ毎のキーワードのリストアップにより、全方面での統一感をもたせ、スタッフの思考と行動がブレないよう、目に見える形にし、常にその中に基準を持つようにしてもらいました。




今回の取り組みの中で、スタッフ全員が、「こんなことを考えたことは初めて。今まで自分はいかに何にも考えていなかったかということがわかった。」と言ってくださいました。


スタッフの人数が少ないので、意思の統一を図りやすい方だと思います。


それぞれが、役割分担をしていただきました。
また、今回、あえてお金を極力かけないやり方でやっていただくようにプランニングしました。

それは、経営者の希望でもあるのですが、スタッフの方々にお店を愛していただくためです。
「自分達のお店」なんだと自覚していただきたかったからです。

大変なんです。
実際のところ・・・。
目の前の日々の作業をやりながらなので・・・。


しかし、このような体験があるからこそ、今回の計画達成後の喜びもかなり大きく心に残るものになると思います。


最初は、いろいろと反発もありましたが、結局自分達のために(事業を存続させるために)やるわけなので、今はだいぶ私たちのお願いすることもすっと聞いていただくようになりました。


が、しかし、スタッフの方々は、まだカチッとコンセプトやビジョンがそれぞれのお腹の中に落ちきっていないので、何度も何度もそれについての説明が必要ではあります。


客単価をあげるにはどうすればいいか?
なぜ、客単価をあげなければならないのか?
自分達のお店をお客様が選ばれる理由は何なのか?
自分達の目指すべき「位置」はどこなのか?
何を柱にやっていくのか?
優位性は何か?
弱みは何か?
自分達は何者なのか?
ライバルはどこか?
ライバルに比べ劣っていることろは何か?
何で勝負するのか?


いろいろと、質問します。
質問してそれぞれの頭の中から回答を引き出します。
それを客観性を加味しながら明文化します。


一番苦労するのが、自分達のやっている事(仕事、商品)に「価値」をつけ、それを「価格に反映させる」ことです。

「価格に反映する」というのが、難しいですね。
ただ、値上げすればいいということではありません。
お客様を納得させる「価値」の「根拠」(「裏づけ」「顧客メリット」)や「見せ方」が必要です。


このお店のスタッフの皆さんは、とてもシャイで控えめな方々なので、これまでもそうだったんですが、せっかく「価値」をつけたのに、最後の「価格に反映させる」ことがなかなかできないでおられました。
それを、今回、明確に「価格に反映させます!」ということを、経営者からの強い要望もありここにこだわりました。
だから、前述のお客様が納得する「価値」の作り込みを気を抜かずに何度もお互い確認しながらやっています。


ここは、多店舗展開されているので、現場は(お客様に接するのは、売上を作っていくのは)スタッフの皆さんです。
だから、スタッフの皆さんの徹底的な意識改革と将来にわたりブレを生じさせないための取り組みが必要です。


経営者ご夫婦をはじめ、スタッフお1人お1人が、とてもいいものを持っておられるんです。
だから、余計に私たちも力が入ります!!ピッピ



長々となりました。

また、ご報告いたします。



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