2010年11月22日
H23年改正経審セミナー

こんばんは。
鏡でございますm(__)m
昨日、今日と連日の徹夜です(T_T)
さて、今日午後からは、火の国ハイツにて、『H23年改正経審セミナー』を社労士行政書士の高木昇氏のセミナーが開催され、アシスタントしながら参加してきました。
建設業の方は、ご存知と思いますが、来年4月1日以降決算が到来する事業者から対象となる、改正事項について詳しく説明がありました。
厳しくなりますよ!!!
更に!!
段々と『健全経営』でないと、評点が稼げない仕組みになってきているようです。
そして、『偽装・虚偽』に対する締め付けが一層強くなりました。こちらは、来年早々から適用になります。
評点の仕組みで、結構重要なポイントなのが、『総資本売上総利益率』です。
これは、貸借対照表上の総資本(=総資産)を運用しどれだけの売上総利益(=粗利)が稼げたかという『運用効率』をみる指標です。
これは、単に決算をすればいいというものではありません。
“戦略的に”決算を組み立てていくことが必要になります。
今回は、建設業向けの話ですが、いろんな業種でも同様です。
決算を“戦略的”にされていますでしょうか?
外部からの目とは、このような『運用効率』や『収益率』、『キャッシュフロー経営』、『時価会計』など、“経営の根本”の部分にポイントを置いたものです。
売上高だけではありません。
『利益』です。
『戦略的決算』『戦略的財務コントロール』で、自社の評価が大きく変わってくるのです。
このことをやらないで決算時に(もう終わったあとに)、「どうにかならないか」とか言われてもどうしようもありません。
「粉飾」になりますから・・・・。
これからは、『戦略的財務コントロール』『戦略的決算』ができない企業は、社外からの評価がどんどん下がってくることになると思います。
『税務』にあわせた決算書では、大損していくことになります!
そう、「機会損失」、「チャンスを逃す」ことになるんです。
会社や経営者自身の信用度を高める決算を組み立てていくんです。
来年年明けにも、経審セミナーを開催しようと思っています。
次回は、実際に具体的な財務コントロールについての内容も取り上げていく予定です。
「経審」も「対外的信用(特に金融機関からの)」も、浮き沈みの激しい経営成績では、決して良くありません。
リスクコントロールをしながら、中長期的ビジョンを持って、「攻めの決算」に是非1社でも多くの中小企業が取り組んでいただきたいと思います。
では。