2011年02月14日
逆算で考える!

こんにちは。
鏡でございますm(__)m
皆さんは、仕事やプライベートで「答え(結果)から考える」逆算をされていますか?
当社の仕事の中で、帳簿作成がありますが、帳簿作成は正に「逆算」で仕事をしていきます。
だって、最初から答えはわかっています。
現金は、出納帳の現金残に合わせればいいし、預金も通帳残に合わせればいいし、ってな感じで、なるべき数字が最初から決まっています。
また、業種によって、大体の数字の落ち着きどころも決まっています。
さらに、顧問先の情報を多く掴んでいたら、出てくる数字に対してもあらかじめ察しがつきます。
これをわかって仕事をしていると、自然と事前に動くべきことがわかります。
つまり、段取りがわかるということです。
だから、仕事が速く終わります。
そして、時間ができます。
時間ができたら、仕事をさらに入れたり、人と出会ったりできます。
私のこれまでの経験から言わせていただくと、予定を入れて仕事をしている人は、その予定通りに仕事をこなしているし、1ケ月の仕事量も沢山あるし、周囲からの評価も高いですね。
『自分のやるべき事をわかっている!!』って感じです。
会話の中でも、いい加減に安請け合いはされないし、きちんと、相手の要望を聞いて、自分の予定とすり合わせてその折り合いをその場でつけられていますね。
なんか、『スマート!!』ですね。
納期が決まっているとき、それを守るために、余裕分を含めていつから何をどう取り掛からなくてはいけないかと考えて行動します。
ただし、準備にかかる時間の目測を誤らないようにしないといけませんが・・・。
逆から考えます。
スケジュールを立てるときも、先に予定を決めてしまって、そして日々の行動予定が決まっていく。
皆さんはどうしていますか?
その都度状況を見て仕事の予定を入れていくタイプですか?
それとも、先にわかっている予定は全部手帳に埋めてしまうタイプですか?
私は、社会人となって会計業界に入ったときから、前月末までに、翌月の訪問予定や来社予定を全部埋めることを教えていただき、それから大体(^_^;)ずっとそうしています。
だから、それが自分へのプレッシャーにもなってます。
先に、やるべきことを埋め、それ以外の空いたスペース(明き時間)で、スポット業務をやって、それで残ったスペースで、飛び込みの予定を消化しています。
このやり方を続けていると、ありがたいことに、自分に合わせていただくことが多いような気がします。
だから、毎月が安定しているし、仕事量もほぼ決めたとおりにこなすことができます。
ただ、やりたい事(やろうとしている事)が多くなると、スケジュールが過密になってしまって、余裕がなくなり、少しでも予定が狂うと、次の仕事へ影響がきたりと大変なときもあります(^_^;)
そういうときは、また自分自身をリセットしなおします。
現状の確認と、今後の予定やTodoリストを再確認し、優先順位のつけなおしをして仕切りなおしです。
きっと、予定を入れるときの、それぞれの所要時間を甘く見積もっていたり、移動時間などの隙間時間もガチガチに組んでいたりというような原因もあったと思います。
逆算で仕事をしていく癖をつけていくと、こなす仕事量も増え、段取りも良くなり、その分、成果も着実に出て、周囲からの評価もいただけて良いことばかりです!!
ただし、いつも気をつけなければいけないのは、甘い見積もりをしないこと・余裕を持たせること・「欲
」を出さないことですね。
いろんな事にチャレンジしようとするときも、先ず「結果」から考えてみるといいですよね。
なんか、リアルにその「結果」に近づくためのことを考えていくじゃないですか。
考えたら、そうなりたい!と思いますもんね。
で、早く行動したくなったりしますもんね。
まぁ、仕事のことでのチャレンジについてだったら、不安も感じたりするでしょうが・・・。
先に予定を決めないでその時その時で行動している人は、おそらく、そうでない人(予定を先に決めている人)より、こなす仕事量は少ないのではと思います。
つまり、同じ時間なのに、行動の量が圧倒的に違うということです。
成功は行動の量に比例するということを聞いたことがあります。
行動、つまり経験の量です。
しかも、日々考えて行動しているわけです。
目的達成に向けて。
1日、1週間、1ケ月、1年と、相当すごい経験の差が生まれます。
別に人と張り合うことを勧めているわけではありませんが、人生で自分のやりたいと思うことをどれだけ多く成し遂げていけるかと考えたら、やっぱりこの「逆算」は有効だと思います。
だって、後悔したくないですもんね。
自分の自由なので、人から強制されてすることではないと思いますが・・・。(強制されてやっても良い成果は得られないと思うので)
「逆算」でやっているときは、手帳にびっしり予定が入っていますが、「逆算」をやっていないときの手帳は余白が目立ちます。経験談(^_^;)です。
確かに、フリーな感じでいいじゃないかぁ!
って気もしますが、そういう時の時間の使い方って、なんとなく、いえ、確実に“だらだら”としていたりして、生産性が悪くなったりしますね。
自分を型にはめて縛られたくない!!
って思っておられる方もいるかもしれませんが、自分ひとりで仕事をして、やりたい時にやりたい事をやって、収入も安定していて、勤め人でなければ、それはそれでとても羨ましいですよね。
そんな生き方ができれば最高です!!
しかし、多くの人はそうでないと思います。
どこかの組織に所属し、お客様や取引先との関係構築もしなくてはならないし、働かないとお金は入らないし・・・・ですよね。
「逆算」するということは、自分のやるべき事がわかっているということです。
やるべき事がわかっている人と、そうでない人との会話のやり取りの中でトラブルも沢山でてくると思います。
会話がかみ合わない、仕事の連携、情報伝達が上手くできないなど・・・・。
お互いに不都合が出てきます。
伝える方は、「逆算」で話ていても、相手が自分の足元から物事を考えていると、「伝えたでしょう!!」「聞いてない!」となりますもんね。
頭の中で見ていることが全く違っているからでしょうね(^_^;)
私は、いつもコレで悩まされています(>_<)
だから、伝える側になる時、聞く側になるときも、話の前にお互い話の進行について確認してから進めたほうがいいなと思います。
今後はできるだけ、↑これはやるようにします。
仕事に関しては、特に「逆算」で会話することを意識していこうと思います。
中小企業の経営者は、せっかちな人が多いと思います。
そんな方とお話するときは、必ず「逆算」で話します。
経営者は忙しいで、日々のいろいろな出来事に対し、判断が迫られて、沢山の決断をしています。
決断の度に、将来のリスクや責任、効果・影響に対する予測を瞬時にしています。
なので、真っ先に結論を話し、それに対する根拠はその後。
しかも、中には、「事実だけを話せ!誰もお前の意見は聞いていない!」とか、「聞いたことだけ話せ!」なんておっしゃる方もおられますので・・・・。
私も随分、泣かされました

なので、もう今は、無意識にやってます。
そして、私自身も管理者としての立場で仕事するようになってからは、同様に「結論から話す」ことを求めてきました。
「相手が私に一番言いたいことは何なのか」
「どうしたいと思っているのか」
「私にどうして欲しいのか」
という「結論」を探ることを会話の中で注意しています。
「逆算」で聞いていくことです。
話の順番が違っていても、並び替えて、
最終的に、「じゃ、私は何をすればいいのか?何ができるのか?」って会話をしながら考えています。
ただし、飲み会なんかでじっくりとお互いの関係を築くときは、相手のペースに合わせて、相手の話したいようにこちらがノってると、意外な一面を見れたりと結構楽しい時間を過ごせますね。
だから、おしゃべり好きな方と飲み会をやると、かなりタイムオーバーしてしまうこともしばしばです(^_^;)
ほんと、飲み会というある意味“開放された時間”を一緒に過ごすことはとても楽しくワクワクしますね。
主婦にとっては特に・・・。
たまに、主人や実家に子守をお願いして出かけると、なんか、心というより「脳」がワクワクしてるって感じです

さぁ、「逆算で考える!」ってどうです?
あんまりやっていない人、是非オススメします。
やってみたら、わかりますから

ただ、行き過ぎた「逆算」に注意ですね。
中には、本の1ページ目から順序だててその経過を話すことに喜びを感じている方もおられるので、
「で、結論は?」
とか、話の腰を折って相手の喜びを奪ってしまわないようにTPOに注意しないといけませんので。
2011年02月14日
火の用心で火事になる?!
おはおうございます!
スタッフうえのです!
以前こんなお話を聞きました。
大昔、ある城で
「火事に気をつけろ、火の用心を皆に伝えろ
」ということで
火の用心はその日にお城中に伝わったのですが
なんとその晩にお城は火事
になりました!
何故なのでしょう
?
というのがお話です。

Himeji castle / Mr Wabu
この話を教えてくださった方が言われました。
このお話は
「火の用心」の言葉は伝わったけど
火の用心の為に「何をすべきか」は伝わってなかった。
笑ってしまうお話ですが
実はよくやってしまっている失敗なのではないでしょうか?
「明日から忙しくなるからちゃんとしてね
」
⇒ちゃんとって「何を」ちゃんとするのか?
「売上が悪いからがんばってよ
」
⇒「何を」「どう」がんばるのか?
明確に何をすべきなのかが伝わってなければ
何度声を大にして
言っても状況は変わらないんですよね。
伝えるべき事が「何」なのかを間違えないようにしないといけないですね。
では、今日も一日がんばりましょう♪
スタッフうえのです!
以前こんなお話を聞きました。
大昔、ある城で
「火事に気をつけろ、火の用心を皆に伝えろ

火の用心はその日にお城中に伝わったのですが
なんとその晩にお城は火事

何故なのでしょう

というのがお話です。

Himeji castle / Mr Wabu
この話を教えてくださった方が言われました。
このお話は
「火の用心」の言葉は伝わったけど
火の用心の為に「何をすべきか」は伝わってなかった。
笑ってしまうお話ですが
実はよくやってしまっている失敗なのではないでしょうか?
「明日から忙しくなるからちゃんとしてね

⇒ちゃんとって「何を」ちゃんとするのか?
「売上が悪いからがんばってよ

⇒「何を」「どう」がんばるのか?
明確に何をすべきなのかが伝わってなければ
何度声を大にして

伝えるべき事が「何」なのかを間違えないようにしないといけないですね。
では、今日も一日がんばりましょう♪