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Posted by おてもやん at

2010年09月28日

阿蘇の山々

今朝の通勤中に見かけた阿蘇の山々は

一面の雲に覆われていました。

きっと大観望あたりでは雲海が見られたのではないでしょうか?





スタッフ うえの  


Posted by せいじつ会計 at 15:34Comments(2)スタッフの一日

2010年09月28日

悪人とは

おはようございます!
新人うえのです!


昨日やっと映画『悪人』を見てきました。


冒頭から生活感漂う雰囲気に
主人公とその周りを取り巻く人に親近感を覚え
あっという間の150分でした。


  「いったい悪人は誰なのか?」

すごく考えさせられる内容でした。
そして、自分の周りでもありえる出来事。


柄本明の終わりのほうの

  「君には大切な人がいるか?」

という台詞には重みを感じました。
きっと今の社会に薄れてきている感情。
毎日起こる悲惨な事件の中にも
映画の様な目を向けられていない
いろんな事があるのではないのか?と
思わせてくれました。


隠れていた灯台が
本当の自分の心を見て欲しい願う
2人の感情に重なって印象的でした。





では、今日も一日がんばりましょう♪  


Posted by せいじつ会計 at 09:35Comments(0)スタッフの一日

2010年09月28日

目指すべきゴールは・・・



おはようございます。
鏡でございますm(__)m


突然ですが、皆さんの会社の経営状態はいかがですか?


熊本の中小企業としては、まだまだ深い霧の中を手探りで進んでいるような感じの会社が多いのではないかと思います。

一度、日本全国が酷い不況を味わい、信じれるもの・頼れるものは『現金』だけだと痛感された経営者さんがおられるのではないでしょうか。

財務的に言わせていただくと、企業が獲得しなくてはならないもの。
それは、正にその通り!
『現金』です。


『利益』ではなく、『現金』なところがミソです。


『固定資産』になってしまった『利益』、
『売掛金』になってしまった『利益』、
『在庫』になってしまった『利益』、
『貸付金』になってしまった『利益』、
『仮払金』『立替金』になってしまった『利益』、
と、様々な“過程の利益”で終わってしまった企業は、早かれ遅かれ資金ショートし、倒産の道をまっしぐらに転がっていく運命になってしまいます。


この意味、わかりますか?


貸借対照表の「資産の部」の一番目にくる勘定科目はなんだかわかりますか?


『現金』です。



そうなんです。

利益の最終ゴールは、『現金』だということを是非頭に叩きこんでいただきたいのです。



なので、それ以外は、まだ「現金化」されておらず、その手前の過程の勘定科目に留まっていることに注意しなくてはなりません。
最終ゴールの『現金』にたどりつくまで、絶対に気を緩めてはなりません!!


ましてや、流動資産の部にある勘定科目には、“賞味期限”がありますのでご注意を!!

1年以内に最終ゴールの『現金』までたどり着けない場合は、額面が目減りする恐れがあります。
つまり、「賞味期限は1年以内」ということです。


それ以上、現金化に時間がかかると、現金化の実現性がかなり低くなってしまうんです。


ちなみに、流動資産の部に当てはまる勘定科目は、こちら↓↓↓
<流動資産>
 現金及び預金 ★ここが最終ゴール!!★
  現金
  小口現金
  当座預金
  普通預金
  通知預金
  定期預金
  別段預金
  積立預金
  その他の預金  
 売上債権・・・・※あともう少しでゴール!(1年以内にゴール到着を目指せ!)
  受取手形
  売掛金
  有価証券
 棚卸資産・・・・※さぁ、売上げて、一つ上のステージ「売上債権」を目指せ!!
          ここで長ーく立ち止まっているものは、上のステージにいけなくなるかも!?
  製品  
  半製品
  原材料
  仕掛品
  貯蔵品   
 その他の流動資産・・・・※1年以内にゴールを目指せ!!    
  前渡金
  立替金
  仮払金
  前払費用
  短期貸付金
  未収入金
  仮払消費税
  貸倒引当金




一度、ゴール(現金化)した『利益』が、会社の外に出て行ってしまったら・・・・。

つまり、『利益』が『経費』に化けてしまったら・・・・。


それも、『ためになる経費』と『無駄な経費』と2種類あるので、どちらの『経費』に化けてしまったのかを経営者はしっかり確かめておかないといけません。


『ためになる経費』は、また将来仲間の『利益』を呼んできてくれます。
ただ、それがいつなのかはわかりませんが・・・(^_^;)
これだけは、わからないんですよね・・・。

ただ、厳密に言えば、『ためになる“つもり”経費』なのか、本当に『ためになる経費』かの客観的な選別をしないと、経営者にとっての“つもり”だけでは、↓の『無駄な経費』の仲間入りをしなくてはならなくなるかもしれませんのでご注意ください。


『無駄な経費』は、単純に『利益』が家出した状態です。しかも、行方不明・・・(>_<)
捜索願を出しても、一度出ていった『利益』は帰ってきません。


また、ゴールに到達した『現金』が、しばらくゴールでゆっくりくつろいでくれるといいんですが、『現金』のままではつまらないと、外に出たがって、『経費』に化けたり、またもう一度『利益』となり『現金』になるための旅に出たりと、どんどん仲間の『現金』が少なくなってしまいます。


そうすると、経営者は別の世界から『現金』を連れてきます。
『借入金』です。

この『現金』の見た目は、『利益』から生まれた『現金』と変わらないのですが、実は、ちょっと違っていて、連れてこられている間は、元の世界へ“仕送り”をしないといけないんです。
毎月決まった日に『支払利息』というお土産付で。


“仕送り”はつまり返済のことになります。



別の世界からきた『現金』は、所詮別世界の存在です。
いつかは、元の世界へと帰らなくてはいけません。


あくまでも、『利益』から『現金』が生まれるまでの“つなぎ”のために別世界から連れてきているのを忘れてはなりません。

見た目は、両者瓜二つ!
ぱっと見はわかりません。
なので、たまに勘違いする経営者さんがおられます。

自分が、別世界から連れてきた『現金』を、『利益』から生まれた『現金』だと勘違いされるんです。


いつかは、帰さなくてはならないのに・・・・。
この『現金』にはよく見ると、別世界の所有者の方の名前が書いてあるのに・・・。




『現金』はずっと『現金』のままでいられて、どんどん仲間が増えていく場合と、また会社の外に出て長い旅をして『利益』になり『現金』を目指す、ぐるぐると会社に入って出てを繰り返すものとがあります。



経営者にとっては、どちらの『現金』も必要です。


頼りになるのはやっぱり『現金』なんです。



『現金』の話、長かったですが、いかがでしょうか。

1年以内に自分の手元に戻ってきてくれるように考えないといけません。

また、まわす『現金』、いざというときの為ためていく『現金』とありますが、それぞれ自分の会社にはどれだけあればいいのか決めていますか?



できれば、それらの『現金』は全て『利益』から生まれた『現金』であってほしいものです。



会社は、『現金』で生きられるし、『現金』で命が終わってしまいます。
常に、『現金』を意識していく経営をお勧めします。


『現金』『現金』と、しつこいですが、これがビジネスの現実です。


「どうにかなるど」は命取りです!

絶対にどうにもなりませんから。


「1日も早く仲間を連れて帰って来いよ~(ToT)/~~~」と、丁寧に見送って、しっかり念じて、『現金』の帰りを待たなくては・・・・。





今一度、目指すべきゴールは『現金』です。  


Posted by せいじつ会計 at 06:30Comments(2)経営